OpenOffice.org 1.1 RC4 リリース
9月9日、OpenOffice.org 1.1 RC4がリリースされました。
OpenOffice.org 1.0.xのバージョンアップ版であり、新機能を多数搭載し、大きな不具合が修正されています。
なお、RCはRelease Candidate(リリース候補)の略です。
特に不具合がなければ、RC4が正式リリース版になる予定です。
その後不具合が発見され、1.1 RC5のリリースと、1.1正式版リリース延期の告知がありました。
詳しい情報は?
リリースノートをご覧ください。
http://www.openoffice.org/dev_docs/source/1.1rc4/release_notes_1.1rc.html
主な新機能
- PDFの書き出しが可能になりました
- Draw/Impressでは、Macromedia Flashファイルの書き出しが可能になりました
- DocBookの書き出し/読み込みが可能になりました
- XHTMLの書き出しが可能になりました
- モバイル機器用ファイルフォーマットをサポートしました(例:Pocket Word/Excelなど)。ただし、現時点では日本語は扱えません
- Microsoft Officeファイルの互換性が向上しました
- アクセシビリティ機能が追加されました
- マクロレコーダー(マクロ記録機能)が追加されました
- タイ語やヒンズー語やアラビア語など、より多くの言語に対応しました
- ActiveXを使用し、Internet Explorerでファイルを開くことができるようになりました
主な変更点
- ショートカットアイコンが変更されました
- インストーラが変更されました
- 起動時、進捗バーが表示されるようになりました
- Calcで縦書きのセルが作成可能になりました
- Calcで全角数字を文字ではなく数字として認識するようになりました
- メニュー(Windowsのスタートメニューや、KDEのKメニューなど)の内容が変更されています。
主な不具合修正
- 特定の文字を使用したユーザー名(ないしフォルダ)でインストール出来ない不具合が解消されました
- 禁則処理が機能します
- シート名に日本語が使えるようになりました
- 正規表現が機能します
OpenOffice.org 1.1 RC3 から RC4 の変更点
- 英語版インストールガイドが添付されるようになりました
- 20以上の重大なバグをフィックス
OpenOffice.org 1.1 RC2 から RC3 の変更点
- バージョン表記が"OpenOffice.org 1.1.0"になりました
- Windows版で縦書きPDFを出力した場合、一部の文字や記号が正しく出力されないバグが不完全ながらFixされました
- licenseとreadmeのミスが修正されました
- インストーラが文字化けする問題がFixされました
- 「ソフトウェア許可認定」の「印刷」でプリンタの「プロパティ」が開けない不具合がFixされました
- ヘルプがローカライズされています
- XML フィルタ設定のサンプルフィルタがデフォルトでインストールされなくなりました
- flat XMLをエクスポートする機能が使えなくなりました
- そのほかたくさんのバグフィックス
OpenOffice.org 1.1 RC1 から RC2 の変更点
- 試験的に、Win9xで動かす場合に必要な追加ライブラリが不要になりました
- 言語設定のバグがFixされました
- そのほかたくさんのバグフィックス
OpenOffice.org 1.1 Beta2 から RC1 の変更点
- エラー・レポートを搭載
- PythonからOpenOffice.orgを操れるようになりました(Python-UNO Bridge)
- 高品位な英文フォントを標準添付しました
- インストール時、旧バージョン(1.0.x)に上書きするかどうか質問されるようになりました(もちろん旧バージョンがインストールされている場合)
- 縦書き時、コンマやピリオドが句読点に変換される問題がFixされました
- Windows版で横書きPDFを出力した場合一部の文字や記号が正しく出力されない問題がFixされました
- そのほか、たくさんのバグフィックスと少しの機能追加
OpenOffice.org 1.1 Beta から Beta2 の変更点
- プリンターから独立したレイアウトのサポート
- XML Filter settings(XML フィルタ設定)のサポート
- PDF出力の改善
- たくさんのバグフィクス
現在の制限事項
日本語版のみのバグも含みます。
- シート名に()(括弧)などの記号が使用出来ません
- 一部古いフォントは使用できません
- Windows版で縦書きPDFを出力した場合、フォントによってかぎ括弧など一部記号が正しく表示されません
- OpenOffice.org ダイアログでファイルの種類のバージョンが"OpenOffice.org 6.0"と表示されます
- 「行数と文字数」で罫線を表示させたPDFを出力した場合、枠線の太さが異なって出力されます
- Linux版のみですが、環境によっては縦書きが正しく表示されません
ダウンロードは
英語版:
Ring Server
ftp://ftp.ring.gr.jp/archives/misc/openoffice/stable/1.1rc4/
Ring Server 近いサーバー優先
http://www.t.ring.gr.jp/archives/misc/openoffice/stable/1.1rc4/
Ring Server 空いているサーバー優先
http://www.dnsbalance.ring.gr.jp/archives/misc/openoffice/stable/1.1rc4/
KDDI Labs
ftp://ftp.kddlabs.co.jp/office/openoffice/stable/1.1rc4/
installがそれぞれのプラットフォームに対応したバイナリです。
solverは開発者向けのコンパイル済みファイル群、sourceはソースです。
日本語版(オフィシャル)
Ring Server
ftp://ftp.ring.gr.jp/archives/misc/openoffice/contrib/rc/1.1rc4/
Ring Server 近いサーバー優先
http://www.t.ring.gr.jp/archives/misc/openoffice/contrib/rc/1.1rc4/
Ring Server 空いているサーバー優先
http://www.dnsbalance.ring.gr.jp/archives/misc/openoffice/contrib/rc/1.1rc4/
KDDI Labs
ftp://ftp.kddlabs.co.jp/office/openoffice/contrib/rc/1.1rc4/
ファイル名に<ja>と入っているのが日本語版です。
日本語版(独自ビルド)
http://sourceforge.jp/projects/waooo/から、各種プラットフォーム版がダウンロードできます。
オフィシャル版に、日本語を扱うためにいろいろと便利なパッチを当てています。
変更点など、詳しくはリリースメモをお読みください。
FAQ
Q:ヘルプのフォントが汚い/表示されない
A:「フォントの置換」機能をお使い下さい。
メニューの[ツール]-[オプション]-[OpenOffice.org]-[フォント]を開きます。
[置換テーブル]にチェックを入れ、[フォントの種類]に
Albany
と入力し(大文字小文字も正しくないと置換されません。コピー&ペーストが確実だと思います)、
[置換候補]にはインストールされている適切なフォントを選択してください。
右の赤いチェックボタンがあるので、押してください。するとすぐ下に表示されます。
最後に、[常に]にチェックを入れてください。
置換するフォントは、 Albany と Andale Sans UI です。
OpenOffice.org 1.1 活用ページ
http://oooug.jp/1.1/katsuyou/
OpenOffice.org 1.1 を知っていただくためのチラシと、使用する際に必要となるであろう、導入ガイドとImpress用テンプレートを用意しました。
簡易設定ツール
http://www.shirotori.gr.jp/~katuyou/jaorigin/er.html
OpenOffice.org 1.1 に含まれないテンプレートやクリップアートを追加するものです。
また、ツールバーにMicrosoft Office と同じボタンをいくつか追加します。
質問や疑問がある場合は
掲示板の##質問を受けつけています-ぱーと2##で承っております。
OpenOffice.org 1.1のリリース時期は?
1.1RC4に目立った不具合がなければ、9月11日にそのまま1.1 正式版(英語)としてリリースされる予定です。
参照:http://tools.openoffice.org/releases/OpenOffice_org_1_x.html
ただ、1.1RC4の予定リリース日が9月5日になっていて、すでに遅れているので11日にリリースということはないと思われます。