| Access − Base 互換性の基礎知識 ● 新しく追加されたデータベースソフト Baseは、OpenOffice.org2.0.0から追加されたデータベースツールです。それまでのOpenOffice.orgをMicrosoft Officeと比較したときに、もっとも大きな違いはデータベースソフトの不存在でした。これで「主要メンバーは揃った」という感じです。 ● Accessとの互換性はない 互換性という面から見ると、 ワープロソフト(Writer−Word) 表計算ソフト(Calc−Excel) プレゼンテーション(Impress−PowerPoint) の組み合わせと、Base−Accessの組み合わせはだいぶ違います。 上の3つの組み合わせは、操作性や機能が非常によく似ていて、しかもデータを交換することができるようになっています。Microsoft Officeの代わりにOpenOffice.orgを使って、ほとんど不都合なく作業を続けることができます。 しかし、データベースソフトの部分はそれができません。同じ位置づけのソフトとして追加されたBaseですが…… 「BaseはAccessとの互換性はありません。」 まず、機能や操作性がだいぶ違います。 また、BaseはAccessのデータベースファイルを読むことはできません。 したがって、Accessの代わりにBaseを使って同じ作業をすることはできません。 ● 機能や操作性を比較する 互換性はないと書きましたが、同じ位置づけのデータベースソフトですから、機能や操作性は似ています。どの部分が同じで、どの部分が違うのか、という横並び比較は意味があると思います。 たとえば、「テーブル」に設定できるフィールドの種類(データ型)として、Accessには「ハイパーリンク型」がありますが、Baseにはこれがありません。またテキスト型のフィールドプロパティとして、Accessでは「IME入力モード」「IME変換モード」「ふりがな」などを設定できますが、Baseにはこれらの機能がありません。 もう少し大きな部分を見ると、Accessには10種類のデータベーステンプレートが備わっています。しかし、Baseにはテンプレートは付属していません。しかし、ウイザード形式でテーブルやクエリ、フォーム、レポートを作成することはできます。サンプルとして用意されているパーツを組み合わせて、対話形式で作成することができます。 これらの横並び比較を作成する予定です。 (詳細は追ってご案内します。しばらくお待ちください。) ● Accessデータベースに接続することができる Baseには、Accessデータベースに接続する機能が用意されています。Accessのデータベースファイルを直接読み書きすることはできませんが、この接続機能を使ってAccessデータベースのテーブルを利用することができます。また、逆にAccessデータベースで利用できるテーブルを作成することも可能です。さらに、Accessデータベースで作成したクエリの一部は、Baseからテーブルとして参照することができます。 残念ながらAccessのフォームやレポートは利用することはできませんが、Baseの側でそれらを用意すれば、Accessの代わりにBaseを使うこともできるわけです。 Accessデータベースへの接続は、次の3つの方法で可能です。クリックすると該当の記事(「互換性の研究」)を表示します。 1.Microsoft Access用ドライバ 2.ODBCドライバを使う 3.ADO(ActiveX Data Object)を使う/3つの方法の比較表
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