OOoの画面や設定がおかしくなってしまいました。 †
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- カテゴリー: 全体
- 投稿日: 2006-02-28 22:17:23 (火)
- OS:
- バージョン: 2.0
メッセージ †
OOoの画面や設定がおかしくなってしまいました。回復するには、どうすれば良いですか。
catch (2006-02-28 22:19:34 (火))
画面や設定がおかしくなってしまったとき、ユーザープロファイルを削除すると、OpenOffice.orgを初めてインストールした直後の設定に戻ります。対処法が見つからない現象の場合、とりあえずこれを試してください。
以下の操作では、該当のフォルダが標準では非表示になっているため、Windowsのフォルダオプションの設定を変更する必要があります。まず、以下のURLにあるMicrosoftのサイトの説明をお読みください。この説明は、Windows 2000向けです。Windows XP以降の方は、「コントロールパネル」を開いたら、左のメニューにある「クラシック表示に切り替える」をクリックしてください。
システムファイルも含めてすべてのファイルを表示させる方法
http://support.microsoft.com/kb/879707/ja
もし、フォルダオプションを変更したくない場合は、以下の操作でもOKです。
- [スタート]ボタンをクリック
- [ファイル名を指定して実行]をクリック
- %AppData%と入力して[Enter]キーを押下
として下記「ユーザープロファイルを削除する」のApplication DataフォルダまたはAppData\Roamingフォルダ(Viasa以降)を開くことができます。
手順1,2はキーボードショートカットとして、[Windows]キー -> [R]キーと読み替えても構いません(Vistaでは[ファイル名を指定して実行]がデフォルトで表示されていません(表示方法)。[アクセサリ]の中にもあります)。
ただし、以下の手順でユーザープロファイルを削除すると、これまでのユーザー設定などは消えてしまいます。
もし、慎重に作業するなら、OpenOffice.org2フォルダ、OpenOffice.org 3.0ではOpenOffice.org\3フォルダをコピーしておくか、リネームすることをお薦めします。
削除前と同じ状態にするには、下記の「ユーザー設定ファイル」で紹介している各ファイルを新しいユーザープロファイルのフォルダにコピーしてください。たとえば、user\registry\data\org\openoffice\UserProfile.xcuファイルをコピーすれば、姓名などの設定を引き継ぐことができます。
ユーザープロファイルを削除もしくはリネームする †
- OpenOffice.orgを終了する(クイック起動を含む)。→ クイック起動を停止するには、どうすればいいですか
- 次のフォルダを削除します(赤字部分は不可視フォルダで通常見えません)。
- Windows XP/2000とOpenOffice.org 2.xでは、C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\OpenOffice.org2
- Windows XP/2000とOpenOffice.org 3.xでは、C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\OpenOffice.org\3
- Windows VistaとOpenOffice.org 3.xでは、C:\ユーザー\(ユーザー名)\AppData\Roaming\OpenOffice.org\3
- Mac OS XのOpenOffice.org3.xでは、
- POSIX PATH表記:/Users/(ユーザー名)/Library/Application Support/OpenOffice.org/3
- Finder:Macintosh HD:ユーザ:(ユーザー名):ライブラリ:Application Support:OpenOffice.org:3
- NeoOffice(Mac OS X) 3.0では
- POSIX PATH表記:/Users/(ユーザー名)/Library/Preferences/NeoOffice-3.0
- Finder:Macintosh HD:ユーザ:(ユーザー名):ライブラリ:Preferences:NeoOffice-3.0
- LinuxなどのUNIX系OSとOpenOffice.org 2.xでは、ホームディレクトリの.openoffice.org2
- LinuxなどのUNIX系OSとOpenOffice.org 3.xでは、ホームディレクトリの.openoffice.org/3
- Windows XP/2000とOpenOffice.org 2.xでは、C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\OpenOffice.org2
- OOoを再起動すると、初期設定画面が再度表示されます。
3.3からのユーザー設定ファイル †
M.Kamataki (2011-03-11 23:33:19 (金))
ユーザー設定ファイルは、OpenOffice.org 3.3から大幅に変更されました。3.2.1までのように、複数のxcuファイルに分かれているのではなく、userフォルダ(ディレクトリ)直下に置かれる registrymodifications.xcu まとめられています。
3.3からは、以下で紹介している個別ファイルのリネームあるいは削除では対応できなくなりました。registrymodifications.xcu ファイルを編集するのではなく、潔く同ファイルをリネームあるいは削除しましょう。
3.2.1までのユーザー設定ファイル †
M.Kamataki (2006-05-31 16:24:15 (水))
各ファイルには下記のような役割があると思われます。これらのファイルを削除したり、ファイル名を変更することでOpenOffice.orgを初期設定に戻すことができます。また、ファイルのコピーを作成しておくことで、設定ファイルに異常が起きた際、復旧の助けとなります。*注意 この操作は、OpenOffice.orgの動作を不安定にする可能性があります。 正常に動作しなくなった場合は、前記のユーザー設定全体の削除をおすすめします。
- user\registry\data\org\openoffice\Setup.xcu
Writer、Calcなどの起動時のウインドウの位置、幅、高さなど- user\registry\data\org\openoffice\UserProfile.xcu
ユーザープロファイル- user\registry\data\org\openoffice\Office\Common.xcu
オプションの共有設定- user\registry\data\org\openoffice\Office\Linguistic.xcu
オプションの言語設定- user\registry\data\org\openoffice\Office\UI.xcu
オプションのUI設定- user\registry\data\org\openoffice\Office\Compatibility.xcu
オプションの互換性設定- user\registry\data\org\openoffice\Office\Calc.xcu
オプションのClac設定- user\registry\data\org\openoffice\Office\DataAccess.xcu
オプションのデータソース設定- user\registry\data\org\openoffice\Office\Draw.xcu
オプションのDraw設定- user\registry\data\org\openoffice\Office\Impress.xcu
オプションのImpress設定- user\registry\data\org\openoffice\Office\Math.xcu
オプションのMath設定- user\registry\data\org\openoffice\Office\Writer.xcu
オプションのWriter設定- user\registry\data\org\openoffice\Office\WriterWeb.xcu
オプションのWriterWeb設定- user\registry\data\org\openoffice\Office\Recovery.xcu
異常終了時の修復情報- user\registry\data\org\openoffice\Office\Views.xcu
?- user\registry\data\org\openoffice\Office\UI\CalcWindowState.xcu
CalcのUI状態- user\registry\data\org\openoffice\Office\UI\DbBrowserWindowState.xcu
BaseのUI状態- user\registry\data\org\openoffice\Office\UI\DrawWindowState.xcu
DrawのUI状態- user\registry\data\org\openoffice\Office\UI\ImpressWindowState.xcu
ImpressのUI状態- user\registry\data\org\openoffice\Office\UI\MathWindowState.xcu
MathのUI状態- user\registry\data\org\openoffice\Office\UI\StartModuleWindowState.xcu
?- user\registry\data\org\openoffice\Office\UI\WriterGlobalWindowState.xcu
マスタードキュメントのUI状態- user\registry\data\org\openoffice\Office\UI\WriterWebWindowState.xcu
HTMLエディタのUI状態- user\registry\data\org\openoffice\Office\UI\WriterWindowState.xcu
WriterのUI状態- user\config\javasettings_Windows_x86.xml
Java Runtime 環境(JRE)設定ファイル。オプションで設定できなくなったら、このファイルを削除するか、リネームすると良い
Basic関連ファイル †
M.Kamataki(2006-11-19 13:02:53 (日))
- user\basic
Basicの関連ファイルが収納されているフォルダ(ディレクトリ)
※当項目は書きかけです。おわかりになる方は、書き加えていただけると助かります。
色の設定 †
soc (2007-03-28 17:24:32 (水))
- \user\config\standard.soc
イベントへのマクロの割り当て設定 †
M.Kamataki (2007-06-05 23:58:25 (火))
- user\registry\data\org\openoffice\Events.xcu
なぜかイベントへのマクロの割り当て設定が削除できなかったり、また「Scripting Framework エラー」が表示されるときがある。このファイルを削除するかリネームすると解消。