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M.Kamatakiさんの公開日記
03月02日
22:38

2月26日に独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が新フォント「IPAexフォント」のリリースを発表しました[1]。

このフォントの特長は、なんといっても異体字(Ideographic Variation)に対応していることです。文字コードの規格「JIS X 0213」には、2000年に制定された「JIS2000」と2004年に制定された「JIS2004」があり、「IPAexフォント」の変更履歴[2]を読んでみると「JIS0213:2004制定時に字体変更された文字の旧字体を異体字として収容」と書かれています。

では、具体的に異体字はどのようにすれば表示できるのでしょう。Wikipediaの「異体字セレクタ」ページ[3]によれば、OS、フォント、アプリケーションの対応が求められています。わたしが持つ環境では、Windows 7(RC版もうすぐ期限切れ)、メモ帳が対応しているようです。そして今回の「IPAexフォント」です。

Windows 7のメモ帳のフォントを「IPAex明朝」に設定し、「葛」を入力します。写真1では「JIS2004」で変更された字体になっていますね。

Windows 7の「IMEパッド」を起動して、文字カテゴリの[Unicode(追加漢字面)]-[バリエーションセレクター補助]を選び、「U+E0100」をクリックします。写真2のように、[バリエーションセレクター補助]コードがメモ帳に挿入されます。

Enterキーで確定すると、写真3のように「JIS2000」の旧字「葛」になります。このように「葛」は、「U+845B U+E0100」と異体字セレクタを後置することで、「JIS2000」の旧字「葛」と「JIS2004」の「葛」を区別できるようになります。

なお、OpenOffice.orgはまだ異体字には対応していませんが、開発中です。OpenOffice.orgの不具合・要望データベースであるIssueTrackerには以下のようなメタIssueが登録されています。できたらみなさん、CCか投票をしましょう。

meta issue for tracking "Ideographic Variation Sequence" support
http://ja.openoffice.org/issues/show_bug.cgi?id=103123

この日記を書くのに、さらにWikipediaの「JIS X 0213」ページ[4]、通信用語の基礎知識「異体字セレクタ」[5]なども参考にしました。

[1]http://sourceforge.jp/projects/ipafonts/
※SourceForge.jpにプロジェクトページが作成されています。
[2]http://sourceforge.jp/projects/ipafonts/releases/46162/ch...
[3]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%B0%E4%BD%93%E5%AD%97%...
[4]http://ja.wikipedia.org/wiki/JIS_X_0213
[5]http://www.wdic.org/w/WDIC/%E7%95%B0%E4%BD%93%E5%AD%97%E3...
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